2005/11/25 金曜日
Hello. ねいびーよ。
日本の南、フィリピンが大変なことになっているみたいね。
空軍が保有するF-5戦闘機がすべて退役してしまい戦闘機が一機も無い状態になってしまったの。
 
日本のメディア
http://news.livedoor.com/webapp/journal/
cid__1492042/detail/

でもとりあげられて話題に少し話題になりましたけど、本国フィリピン空軍の公式サイトはもっとさびしさが伝わってくる内容なんです。
 
http://www.paf.mil.ph/f5.html
まず、ここではフィリピン空軍におけるF-5戦闘機の来歴を紹介しているけど、タイトルは「QUO VADIS, FREEDOM FIGHTER? (フリーダムファイターよ、どこへ行く?)」。「クォ-ヴァディス」とはラテン語で「(主よ)いずこへ行き給うか?」の意味で、もはや神にすがるしかなくなった末期感が漂っているわ…
 
http://www.paf.mil.ph/hpaf/pio/pio/news%20archive/october2005.htm
そして、退役を伝える「F-5 “FREEDOM FIGHTERS” DECOMMISSIONED」という記事では…
 
「~ gave our country the distinction of being the first South East Asian nation to have a supersonic fighter.」 (F-5の導入によってフィリピンは南アジアではじめて超音速戦闘機を保有する国家となった)
と過去の栄光を懐かしみ…
 
最後に
「The subsonic Augusta AS-211 jet trainer and light attack aircraft will now fill, though in a more limited degree, the gap in our air defense posture left by the F-5s until a real fighter aircraft arrives.」
(限定的な範囲ではあるものの、現在、アグスタAS-211亜音速練習/軽攻撃機でF5戦闘機を失った防空態勢の穴を埋めています。
本当の戦闘機が到着するその日まで…) 翻訳:ねいびーさん
 
と、悲壮な言葉で締めくくっているわ。
 
国家予算が足りなくて新型機も買えないという有様は国家としてどうかと思うけど、フィリピン空軍にはがんばって欲しいわね。
 
 
国家予算のご利用は計画的にね!
 

■じえいたんのまめ知識
フィリピン空軍がF-5の代替にあてている「アグスタAS-211」練習機とはこの機体です。自衛隊でいえば「T-4ジェット練習機」に相当する機体ですね。貧乏な国では専用の対地攻撃機を保有できず、かわりに操作性にすぐれた練習機を改造してつかうことがおおいんです。
 
製造元はSIAIマルケッティ社なんですが、この会社は83年にアグスタ社の子会社になっているのでフィリピン軍は「アグスタ」と呼んでいるんだと思います(「AS-××」はアグスタ社の製品番号)。SIAIマルケッティ社は97年にアエルマッキ社に吸収されたため、現在は「アエルマッキS-211」と呼ばれることもあるそうです。
勉強になりますね。