2010/5/6 木曜日
気をつけ! まりたんだ!
 
「抑止力」のお勉強だぞ!
みんなにわかりやすい『普天間基地移設問題』解説日記を、これより開講だ!
 
■第1回:現在の普天間基地と『現行案』
 
では、問題に入る前に
現在の普天間基地の戦力、そして『現行案』を確認して、何が変わるのかみていきましょう
 
 
主要な航空部隊は
「第36海兵航空群 Marine Aircraft Group 36 (MAG-36)」だな
 
<第36海兵航空群の編制>
第262海兵中型ヘリ飛行隊
第265海兵中型ヘリ飛行隊
一個海兵大型ヘリ飛行隊

  (米本国とローテーションで配備)
一個海兵軽攻撃ヘリ飛行隊
  (米本国とローテーションで配備)
第152海兵空中給油輸送飛行隊
 
第36海兵航空兵站隊
 
配備機は以下のとおりですね
 
<ヘリコプター>
CH-46E中型ヘリ ×24機
CH-53大型ヘリ ×15機
AH-1W軽攻撃ヘリ ×10機
UH-1N汎用ヘリ ×7機
 
<固定翼機>
KC-130空中給油機 ×12機
C-12連絡機 ×2機
T-39連絡機 ×1機
 
簡単に言えば
『海兵隊員を輸送する』部隊であり、基地なのだ
 
では、続いて『現行案』――
 
●普天間飛行場を日本に返還する
●代替飛行場を海兵隊キャンプ・シュワブ沿岸部(辺野古沿岸)に建設する

 
――について考察してみましょう
 
(1)なぜ移転の必要があるの?
 
普天間基地周辺は、もともと何も無かった
だが、沖縄経済の中心として南部地域が発展すると普天間基地周辺にも多くの住民が住むようになったのだ
 
住民の上を飛ぶと言うことになれば、いろいろ問題がある
――航空機による騒音、事故の危険性――
 
これが理由だ!
 
つまり、
『軍事的必要性』からではなく『地域生活保護』を目的とした移転なのだな
 
(2)『現行案』移転で何が変わる?
 
こんな感じだな ↓
 

●滑走路の長さは、協議中だったため二案あります。
●「500mヘリパッド」案は、上記二案の決定を待たず、普天間移設を行うための仮施設案です。
●連絡機も残ります。

 

南部の普天間基地を返還し、中部太平洋岸のキャンプ・シュワブ沿岸に新滑走路を建設する

 
滑走路も短くなるし
ヘリと連絡機だけの飛行場になるな
 
KC-130空中給油機は引っ越しちゃいますけど、
もともと輸送ヘリ主体の基地なんですから
これで問題ないのでは?
 
いや、ちがうぞ!
 
実は『現行案』もまた妥協の産物なのだ!
 
>>第二回へ続く