2010/5/8 土曜日
<おしらせ>
昨日の日記にちょっと補足しました
 
■第3回:アメリカ軍の飛行場運用…と『嘉手納統合案』
 
アメリカ軍では飛行場の役割を
ある程度わけて考えている
 
 
「戦闘」と「兵站」――
それぞれの部隊が、それぞれの任務に専念できるようになっているんですね
 
だいたい考えてみるのだ
海兵隊が派遣されるような非常時に、嘉手納はどうなっている?
 
有事の計画では
嘉手納は現有100機程度を上回る
300機の作戦部隊を受け入れることになります

那覇空港も自衛隊機で手一杯になるでしょう…

主任務である
『制空権確保』のため、戦闘機がひっきりなしに離着陸しています

 
海兵隊としても『制空権』を確保してもらわないと、安心して展開できないぞ!

…輸送機の離着陸がまったく不可能とはいえないが、緊急展開能力には大きな障害がでるな

『現行案』の段階で、海兵隊は輸送機展開能力に障害が発生している
『嘉手納統合案』ともなれば、有事にヘリすら飛ばなくなるぞ!

 
 
実は空軍も
普天間基地返還に困っているのだ

有事――
もし嘉手納が攻撃で使用不能になった場合の「保険」に普天間を考えていたようなのだが…

 
1800~1500mの代替滑走路では
フル装備状態の戦闘機・攻撃機は離陸不可能ですね
 
この地域に替わりになる飛行場が無いというのは…こまってしまうぞ!
 
では、ここまでの内容をまとめます
 
●普天間返還で、南西方面の航空輸送・兵站能力が大きく低下する。
●『嘉手納統合案』は、一つの飛行場に「戦闘」「兵站」の二つの役割を課すことになり、運用上問題がある。
 
次回は
海兵隊ヘリ部隊の役割と、話題の『徳之島移転案』について解説するぞ!