2011/3/18 金曜日
気をつけ! まりたんだ!
 
東北関東大震災発生をうけて
現在、自衛隊とアメリカ軍が
過去最大規模の救援活動をおこなっている!
 
我が自衛隊は、陸上自衛隊東北方面総監のもと
陸海空の部隊を統一した『災統合任務部隊』が編成され救援活動を実施しています!
 
 
『統合(Joint)』とは各軍(Service)の枠を超えて連携することを表す言葉ね
 
陸海空がバラバラでは効果的な対応ができません

緊急時、陸海空自衛隊をまとめて一人の指揮官のもとで統一的に運用する組織――それが「統合任務部隊」なのです!
(自衛隊法22条に規定)

 
今回は災害救援だから
〝災〟統合任務部隊って名前なんだぁ
 
さて…
今回はアメリカ軍も四軍全てが救援に参加している!
 
『オペレーション・トモダチ』
――と名付けられた救援作戦はアメリカ軍にとっても規模の大きな作戦であり自衛隊同様に「統合部隊」が編成されているようだ

今日は震災救援にあたる在日アメリカ軍の組織について解説してやろう
 
えーっと、まずは普段の在日アメリカ軍の組織について…

 
 
「在日米軍司令部(USFJ)」が在日四軍の上部組織だと考えている人が多いようだけど、それは誤りよ
「USFJ」は安保条約に基づく在日アメリカ軍全体の取り決め事項を日本政府と交渉したり、それを各軍に通達する存在であって、上に立って指揮するわけじゃないの
 
なお、USFJ司令官は代々、空軍中将が補され
第5空軍司令官と兼務することになっているわ
現在はバートン M.フィールド空軍中将
 
そして今回は陸海空海兵の枠をこえて
このような「統合部隊(JTF)」が編成されている
 
 
この図は今回の「オペレーション・トモダチ」に限らず、アメリカ軍の統合作戦全体における概念でもあるわ

図にもある通り統合部隊は三つの要素から構成されるのよ

 
・GCC(Ground Component Command)地上構成部隊
・MCC(Maritime Component Command)海上構成部隊
・ACC(Air Component Command)航空構成部隊

 
※それぞれ「JFLCC(Joint Force Land Component Command)」「JFMCC(Joint Force Maritime Component Command)」「JFACC( Joint Force Air Component Command)」と言われることもあります。呼び方が違うだけで同じ意味です
 
陸上、海上、航空の三つの構成要素(部隊)によって
統合部隊は構成されているわけね
 
今回の震災救援の統合作戦にあたって
在ハワイの太平洋軍司令部(PACOM)はUSFJ司令官フィールド中将を統合部隊司令官に任命した
 
フィールド中将は横田基地(東京都)にあって救援部隊全体の調整を行っている
また、仙台付近には前線指揮所が設けているようだ
 
そのJTF指揮官フィールド中将に各軍は手持ちの部隊を提供するのよ
 
つまり統合部隊とは
「フォース・ユーザー(作戦を指揮する指揮組織)」に対して
「フォース・プロバイダー(部隊を提供する各軍)」が必要な部隊を提供し、提供された部隊が上記の三要素を構成することで成り立つのよ

では今回、各構成要素がどのようなかたちで運用されているのか見ていきましょう

 
まず、GCCだな!
今回、GCCの主体は海兵隊だ
 
在沖縄の兵力が多く、また初動での展開準備が素早かったことから第3海兵遠征軍司令部(Ⅲ MEF)を主体とするGCCが組まれることになった
 
陸軍も今回は海兵隊の指揮下に入りますよ~
 
MCCの主体はもちろん第7艦隊
空母ロナルド・レーガン、第7艦隊旗艦ブルーリッジなどが洋上に展開しているわ
また、揚陸艦部隊により沖縄の海兵隊を東北に海上輸送するのもMCCの役割ね
 
ACCは第5空軍が主体なのよ
たぶんフィールド中将がACCの指揮官も兼務しているんじゃないかな?
 
あ、ちなみにACCは空軍機だけをまとめてるわけじゃないよ
ACCは陸・海・海兵の航空機も空を飛ぶものは全部一元的に管理しているの
 
陸にあるものは全部GCC、空はACC、海はMCC、こうしたほうが部隊移動や管制するのに効率的なんだってさ
 
アメリカ軍は自衛隊と連携し大切な〝トモダチ〟である日本国と日本国民を支援する!
 
被災地の一日も早い復興を祈り、
そして手助けしていくぞ!!