2011/3/27 日曜日

まりたん&じえいたんが国会に突入!?
参議院議員 佐藤正久議員にインタビューしちゃいました!
 

 
<ヒゲの隊長インタビュー!第3回>
■イラク復興支援任務、成功の理由とは!?
 
イラクでの自衛隊の復興支援任務が成功した理由はどこにあったのでしょうか?
 
佐藤議員:イラクでの任務は民生支援なので、住民の真ん中で仕事をしなければいけません。病院や学校、住宅街の中などですね。ですから住民との信頼関係がカギになってくる。住民との信頼関係が無ければ仕事になりません。
 あれだけ武器が氾濫している世界ですから、誰か一人でも「自衛隊このやろう!」と思ったら、我々は簡単にやられてしまう。住民との距離も近いので逃げようがありません。そんな状況ですから、信頼関係を作ることがなにより重要なんです。
 一方で、私たち自身が精強でなければいけないとも考えました。イラクでの合言葉に「直線、直角、3センチ以内」というものがありました。例えば、工事現場などに行ったとき、自衛隊の車輌はビシーッと、バンパーが一直線になるように駐車するんです。また資材も全て一直線、直角に並べる。誤差は3センチ以内です。見るだけで規律の正しさ、精強さが伝わりますよね。
 
 
佐藤議員:隊員たちは皆、猛訓練をして高いレベルの技量を持って派遣されました。自分自身が強く、つねに脇を締めて行動し、見るものに「自衛隊は違うな」「自衛隊とやりあったら大変だ」と思わせれば怖いものはないわけです。
 車輌から住民に挨拶をするときも、片手で挨拶をしながら、相手に見えないところでもう片方の手は銃から離さない。彼らを侮ってもいけませんし、かと言って突き放してもいけない。自分達の脇を締めつつ、フレンドリーに接するというバランスが大切でした。住民の真ん中で仕事をするわけですから、そこには非常に気をつけましたね。
 
イラクではどのようにして現地の方々の信頼を得たのですか? 佐藤議員は指揮官として現地の方々と交流を深めたと聞いています。そのお話を聞かせてください!
 
佐藤議員:向こうのリーダーたちと人間関係を築かないと情報も入ってきませんし、いざというときに無理なお願いも聞いてもらえません。知らないよりは知っている仲のほうが良い。たんなる知り合いよりはお茶をした仲のほうが良いし、お茶をした仲よりは食事をした仲のほうがさらに良いわけです。向こうの社会と付き合うためには、リーダー同士で信頼関係をつくることが非常に大事で、そこは日本の社会と同じですね。
 また、隊員たちには「日本人らしさを出しなさい」と言いました。信頼関係を作ると言っても、口だけで作れるものではありません。だから、自分たちが日本人の良いと思うところを出して現地の方と接しなさいと言ったのです。
 正直さ、優しさ、一生懸命さ――日本人は、そういったものを持っていると思うんです。よく海外で働く日本企業の方が言われているように、日本人にはそういった精神性があるんです。だから、イラクの人たちからも「やっぱり日本人は違うな」と思われるように、自分の日本人らしさを出しなさいと言いました。そうすることで現地の方々の自衛隊に対する感情が変わり、良い流れがどんどん出来て、信頼関係を深めることができるわけです。
 隊員たちは仕事についてはプロなのですから、そこは心配がいりません。これに精神的なものが加われば、もっともっと支援任務が上手くのです。
 
 
第3回おわり(全4回)
>>第4回へ

■この取材は3月8日に行われたものです。