2012/3/7 水曜日
多国籍合同演習コブラ・ゴールド2012
まりたん密着レポート!
 
た、大変だ、じえいたん!
タイで非常事態が発生した!
 
日本大使館は在留邦人の避難と救出を決定し
ラヲーン県の緊急飛行場へ集合するように
通達を出したらしい
 
緊急飛行場には自衛隊機や民間機が
次々に到着しているようだぞ!!
 
な、なんですってーーー!!
 

緊急飛行場は日本より派遣された
第一空挺団第3大隊第8中隊や、
アメリカ海兵隊、タイ軍によって厳戒態勢に!?

 
……という設定で
在留邦人救出訓練が行われることになった!
 
もー驚かさないでくださいよー
 
はははは!
でも、じえいたん、いつ国外でこういう
事態に巻き込まれるか、わからないぞ!
いつでも心構えだけは持っておかねば!
 
うーん、確かに。
 
現在も緊迫するイラン情勢をうけて
自衛隊機によるイラン邦人救出が
検討されていますものね……
 
 
まりたん!
いい機会ですし読者の皆さんにも
国外避難の流れを説明してあげましょうよ!
 
うむ! それでは――
『まりたんと学ぶ国外避難講座』
スタートだ!
 
<1> 緊急飛行場に到着!

 
今回の緊急飛行場は
ラヲーン県バスターミナルちかくの
広い空き地に設けられました

避難の手続きを行う仮設テントが
あちこちに立ち並んでいますね

あ、あそこが入り口みたいですよ
行ってみましょう

 

 

 
海兵隊による身体検査だな

今回は救出用ヘリも地上機材も
アメリカ軍のものを使用しているから
施設管理に責任があるのだ

 
飛行場自体はタイ軍が周辺警戒していますね

実際に非常事態がおきれば
われ先に逃げようと群衆が押し寄せる
可能性もありますからね

 

海兵隊員「飛行場に入る前に、まず
危険物を、この箱の中に捨ててください」

 
<2>自衛隊による身体検査

 
今度は航空自衛隊による
身体検査ですね
 
さっきのは〝飛行場施設内に入るための検査〟
今度は〝日本の飛行機に乗るための検査〟
というわけだな

※今回は脱出にアメリカ軍機が使用されましたが、訓練そのものは〝日本の航空機を使用した〟という想定で行われました

 

自衛隊員「体調が悪い方はおられますか?」

 
避難者の健康状態も注意がありました

医務テントも併設されており、
緊急避難とは言え感染症などへの
チェックも怠りが無いようです

 
<3>身分チェック

 
いよいよ航空機搭乗のための身分チェックだ
パスポートの提示、そして
〝誓約書〟への同意が求められる
 
ここは日本大使館の係官が担当するんですね

誓約書には……
「自衛隊機での脱出に費用はかかりませんが、民間チャーター機の場合は航空運賃を半額請求される場合があります」
みたいなことが書かれていますね

 

避難者「わたしは自衛隊機に乗る!
民間機には乗らんぞ!」
係官「そういうわけには……」

 
あっ、避難者の一人が騒ぎはじめましたよ!
 
避難者グループの中に数人
クレーマー役が紛れ込んでいるのだな
クレーム対応も含めての訓練なのだ!

他にも
「ペットと一緒に帰国する! 飛行機に乗せて!」
というクレームもあったな

 
クレーマーの説得も訓練なんですね
 
当然ながら、脱出機を選ぶことはできない
自衛隊機でも民間機でも到着した脱出機に
流れ作業的に乗ってもらう

避難はスピード勝負だからな!

 
ちなみに……
〝民間機半額負担〟の誓約書は、手続き的なものであって、実際の避難では外務省本省の判断により国費負担となる可能性が高いそうですよ
 

 

今回は脱出にアメリカ軍機を使用するため
アメリカ側の身分チェックもおこなわれました
耐衝撃ケースに収められた専用機材で
パスポートを読取ります

 
アメリカ軍さんは専用の身分チェック機材を
持っているんですね

さすがですね!

 
<4>脱出機の到着までお待ち下さい…

 
あとは航空機の到着を待つだけか~
 
避難者は一時待機テントで
航空機の到着をまってもらうぞ
 
避難者の警護を担当するのは
陸上自衛隊第一空挺団の皆さんです!

やはり、言葉の通じる自衛隊の皆さんに
守ってもらえると安心できますね

 
おお、脱出機が来たようだぞ!
 
>次回、まりたん&じえいたんがタイを脱出!?