2013/4/5 金曜日
■まりたん、オスプレイに乗る! 第3話
 
01
 
気をつけ! まりたんだ!

わたしはいま、
沖縄上空を飛んでいるぞ!

 

 
動画の冒頭で見える長い桟橋は
海軍拠点「ホワイトビーチ」ですね

つまり、勝連半島の東方を
北上しているということになります

 
今回、われわれの乗ったオスプレイは
普天間を南西に向けて飛び立ったのち
本島上空で東に左90度旋回、
海に出たところでさらに左90度旋回し
本島東岸にそって北上したわけだ

その後、動画のとおり
勝連半島の北、浜比嘉島の先で左90度旋回
平安座島の石油基地上空で左90度旋回

細長い長方形を描くように飛行しているのだ

 
02
 
今回、この長方形のコースを
オスプレイは二周しました!
 
動画でもわかるとおり
固定翼モードでの飛行は
きわめて安定しているな!
 
乗り心地もまさに固定翼機です

……固定翼に転換するとブレードの音が
うるさいですね

 
真横の席だからだろうな
以前に別の席でフライトしたときには
転換の前後で音の変化は感じなかった
 
あ、ナセルの角度がかわりました!
着陸するようですよ!
 


北東方向から普天間にアプローチするオスプレイ
うるま市の手前、洋上で転換を開始しました
 
やはり転換時には
ナセルの角度が微妙に上下しますね
 


うるま市から沖縄市の上空を通過し
普天間へと着陸します
 
この着陸はどのような手順で行われたのでしょうか?
パイロットの方にうかがってみました
 
パイロットさんに聞いてみた!
03
 

―着陸はどのような判断で行われるのですか?

私たちは那覇アプローチコントロール(日本側)の指示・誘導を受けて着陸を行います。
滑走路手前、およそ5~7マイル(8~11キロ)から指示を受けることになっています。

―モードの転換はどの段階で行うのでしょうか?

その時々の気象条件・風速などによって変化します。
我々は那覇コントロールから速度と高度の指示を受け、その指示に適したモードを選択します。
場合によっては普天間直前まで固定翼モードのままということもあります。

日本でモード転換が議論の的になっていることを知っていますが、パイロットとしては不思議に感じています。
オスプレイは“どのモードだから危険”ということはありません。どのモードでも安全であり、私たちはその時々で最も安全な飛行を行うように注意を払っています。

 
オスプレイについて
“転換モードが危険・高度が急落する”
――と言う人々がいる

だが、離陸および着陸の様子を見る限り
不安定さはないことがわかる

また動画のとおり
「転換」が急激なものではなく
状況に応じてコンピューター制御で
角度が最適化される
こと

さらにパイロットの証言から
速度や高度にあわせて調整される
ものであることが推測できる

いま沖縄では
“転換モードが危険・高度が急落する”という
前提にたって、飛行時のモード転換に
規制がかけれられている

しかしそれはオスプレイの飛行に足枷をはめ
臨機応変かつ柔軟な飛行判断の機会を奪い
逆に危険をまねいている
のではないだろうか?

 
安全な運用が政治判断によって
ゆがめられているのかもしれませんね……
 
航空機に絶対の安全は存在しないが
オスプレイは特別“危険”な航空機ではない

そして海兵隊も航空機の運用には
細心の注意を払っている
――これは普天間に限らず
全海兵隊・全アメリカ軍も同様である

誤解を前提とした議論に
はやく終止符が打たれることを
願っているぞ!

>次回はCH-46Eと「騒音」を比較するよ!